ペナン島物語

 フォトアルバム

マレーシアよどこへ行く 前回に継続してもう一度マレーシアの話題。 マレーシアでは先日の8日、国を挙げての下院総選挙が行われた。それによると定数222のなかで、与党連合の国民戦線(Barisan Nasional) が140議席を得て過半数を確保したが、全議席…

 フォトアルバム

ビーチを舞う鳥になれ 今日は寒い日本を抜け出して、懐かしのペナン島時代の写真を引っ張り出そうかな。右の写真は島の北部にあるビーチリゾート<バトゥ・フェリンギ>。青い海に青い空がくっきり映し出されているけれど、実はペナンはこれほど澄んだ青い空…

 Selamat pagi

ある日の日記から<日本人と世界> 「Selamat pagi(スラマッ・パギ)」はマレー語で「おはようございます」。 私たちが住むコンドミニアムはA棟からF棟まであり500所帯以上が住んでいる。写真はゲートのセキュリティキャビン、ちょうどこの時期正月の飾り付…

  SAKURA?

赤道直下に咲く花 ペナンには日本のように明確な四季はありません。しかし、動物や植物が生きている以上、それぞれのシーズンはあります。 写真の花は2月上旬さるゴルフ場に出かけたとき撮ったものです。南国の陽気のせいか5センチもあろうかという大きめ…

 難関! ブキジャン16番パー5

懐かしいペナンのゴルフ 空に雲はなく妙に真っ青だった。ペナンは南国とはいえいつも雲があってこれほどの青空は珍しい。 私はブキッ・ジャンブル・カントリークラブ(Bukit Jamble Country Club)の16番ティーボックスにいた。ペナンのゴルフコースでは風ら…

 TSUNAMI

現場からのレポート 今日は悲しい「インド洋大津波」があった日から3年目。私が現場で見たままを書いたものがありました。津波の怖さを再確認する意味でももう一度推敲して書き記します。書いた日は2004年12月27日とありますから、災害の翌日でした。 「津波…

 信じられない出来事

大津波から3年 人生であれほど悲しい災害を、あれほど真近に接したことはありませんでした。 あろうことかペナン島で住んでいた自分たちのコンドミニアムの眼前で起こったのは、スマトラ島を震源とした「インド洋大津波」でした。2004年12月26日の…

 朝市

マレーシアに移住して楽しみのひとつは食事、食材は実に豊富にある。多国籍の人が住んでいるので食材も多国籍。マレー料理に飽きるとインド、そしてまた和食やドイツ、イタリアとハシゴをする。和食は世界中同じ傾向があるがやはり高い。 朝市には必ず簡易レ…

 ペナンで住まい探しの思い出

日本は「冬の入口」というドアをノックしています。これから寒くなるよ〜という時期は何となく緊張感がありますね。やはり、年末年始というかお正月という節目があるせいでしょうか。 私たちは既に帰国しましたが、最初にペナン島にロングステイしてから早い…

 空輸された郷愁

この季節、日本では秋刀魚が実においしい。昨夜も焼酎のお湯割りの友に箸を運んでいたら、ペナン島の思い出が鮮明に蘇った。 ------------- ある日のことだった、私たち夫婦は高速道路を北に向かっていた。二人はいつもより会話が少なかった。その原因は『秋…

 B級グルメのペナン

さて、「食欲の秋」まっ盛りですね。家の近所のスーパーが2週間かけて模様替えしました。もともと程度の良いお店で、特に魚は新潟の寺泊から運んでいるそうで、確かに品質は一定の評価をしています。 リニューアル後はとてもきれいになり、機能的にも品質的…

 アンさんからの手紙

10日ほど前のことだがペナンのミセス・アンから郵便が届いた。最近はメールばかりで国際郵便は久しぶりだ、懐かしいマレーシアの切手が貼ってある。 私は国内にしろ海外にしろ手紙をいただくとうれしくなる、もし手書きならおもて面の字ズラを見て差出人が浮…

 地震の話

「地震」は怖い、ものすごく怖い。私は人一倍臆病者だが、たとえそうでない人だって日本人なら居心地の悪さは似たようなものだろう。台風直後の河川の濁流のように、超過剰な情報が流れている世の中に、地震予知だけはまったく例外で、ほとんどフォーキャス…

 MERDEKA (ムルデカ)

今日は、マレーシアが<独立(ムルデカ)>を勝ち取った記念日である。しかもその50年後に当たるという年で、イベント大好きなマレー人たちでKL(クアラルンプール)では大変な騒ぎになっていることだろう。ペナンとて50周年となれば似たような大騒ぎだろ…

 Vol.5 北緯5度の島

季節のない街で 人々は黙々と明日へ歩く 明日があるから歩み続ける Every day is new day 新しい一日が音もなく扉を開く 朝日が覗く東の空はブリリアント・ブルー 鳥たちは目覚めて街路樹に集まり目覚まし時計 スクールバスがいつものように体を揺すって通り…

  Vol.4 常夏の島ペナンは複雑な民族構成

日本はお盆休みに入った。海に囲まれている日本列島はまるでタツノオトシゴを天日干しにしているような有様だ。連日37〜38度というから、暑さには強い自分もテレビの気象情報を聞いてるだけでゲンナリしてくる。 ペナンの観光局が出した月別のデータが手元に…

 Vol.3 夕暮れのペナン島と新しい交通網

この写真はマラッカ海峡をバターワースからペナン島に向かうフェリーの中から撮影した。実際はもっと暗いのだがデジタルはこれほど明るくしてくれる。ペナン島に夕闇が訪れ人々は家路を急ぐ、実に平和な景色に見える。 2年位前のフェリーの運賃は車ならRM…

 Vol.2 プールサイド・フレンド

夏が夏らしくなってきた、私の好きな季節である。カッと照りつける太陽、ジリジリと焼ける肌、ドッと流れ出る汗は生きていることを実感させてくれる。 一日に何度もシャワーを浴びる、もちろん冷水でジャバジャバ…、あぁ快感!そして部屋まで素っ裸で歩き扇…

 Vol.1・プロローグ

2か月ぶりの散髪に行ってきた。午前11時で込み合っていることを覚悟していたが、全く逆でガラガラ状態、3台ある椅子には誰も座っていなかった。 サッサと終わって外に出る、梅雨が明けてカッと暑くなり本来あるべき姿の太陽が顔を出していた。私は夏が大好…