ゼミ・353教室

 大手新聞研究会 〜 特殊指定の罪

ノーベル文学賞候補の村上春樹さんは、新聞業界のあり方に強い疑問を投げかけているひとりである。著書「村上朝日堂はこうして鍛え上げられた」の中で、新聞の再販問題―特殊指定はおかしいと考え、テーマに取り上げようとした時に某新聞社の方から「それには…

 大手新聞研究会 活字の暴力〜再販制度の記事

学生運動時代に青春を過ごした我々は、当時から「活字は信用するな」が合言葉だった。残念ながらこの平和ボケした国には、活字やテレビのコメンテーターの話を盲目的に鵜呑みにしている人が多いことも事実である。 私の手元に読売新聞2006年2月20日付けの切…

 大手新聞研究会 〜 総論

新聞とは言論の自由をペンの先につけて振り回す権力である。発行する側から見れば世論を牛耳るためのツールだと言えよう。あらかじめ本研究会で取り上げる「新聞」とは、全国紙主要4社に限定しておくことをお断りしておこう。 新聞は現在、大きなターニング…