人生いろいろ、桜もいろいろ

寒緋桜の下を歩く人

寒緋桜


 「寒緋桜(カンヒザクラ)」が満開だよと聞いてじっとしていられなかった。今だ見たことのない桜だ、昨日車を飛ばして利根川に近い公園まで走った。昨日は土曜日でたくさんの人が公園に来ていた。
人々が口々に「あらまぁ、きれいな花だね、、コレ、サクラ?」とか、「きれいな桜だね、なんていうサクラ?」などと言っている、自分だけ知らなかったわけではなかった。
 詳しい人に聞いた話では沖縄・九州ではポピュラーなんだそうだ。たとえば沖縄では桜といえばカンヒザクラ(寒緋桜)、九州南部では旧暦の元日に咲くのでガンジツザクラ(元日桜)とも呼ばれ誰でも知ってるンだそうだ。フ〜ン、そうなんだ。道理で色の濃さが南国っぽい気がしてたんだよね。
 日本人好みと言えば淡い色、だからこの濃いさくら色はあまり好まれないので関東以北ではあまり知られてないのかもしれない。でも私は好きになった。鳥が飛んできては釣鐘草のように俯(うつむ)いてる花の下から蜜を吸っていた。あまりうまくは撮れなかったが、そこそこに撮影できたので明日から動画にまとめようかな、いつもの「Zurezure Theater」で。