無料の「純水」とは

無料の「純水」機


 今年の夏から、近くの大手スーパーに写真のような給水装置が登場した。すでに似たようなものをご利用の方も多いのではないでしょうか。


 「純水」と名づけられ、実質無制限に無料で汲んで帰れる。ただし、容器はそこで購入しなければならない。2リットル用と3.8リットル用と二種類あって、それぞれ380円、580円という価格が付いている。一度買えば何回でも無料で水が手に入るので好評のようだ。
 さっそく私も大きいほうの3.8リットルボトルを買い込んで、買い物ついでに水を入れるが、時によっては2〜3人の列ができていることさえある。ここは、食料品ばかりでなく雑貨や、洋服なども豊富に置いてあるので客は混むほうだが、こうして「水」の提供をすることで、お店に足を運ぶ率が増えれば元手が取れるのかもしれない。

 
 今の人たちは「水」には神経質になっていて、少し前に「最近は水道水なんか飲んでる人はいない」という発言までがテレビなどで伝えられたことがあった。効果的な客寄せになるんだろう。
 ただ、問題は本当にどのくらい水道水との違いがあるのかだ。大きな機械だし<不純物を取り除いてあります>と大書されているが正確には分からない。我が家では電気の湯沸かしポットで3〜4回沸かしたら、下に茶色の有機物が沈殿していたので、次回を逡巡している。あまり水質が良いと書かれているからと言って鵜呑みにしないほうがいいような気もする。(次から次に偽装が発覚する国に住むと、ナーバスになっちゃうのかな)詳しい方がいたらご教示いただきたい。