公園にはのどかな秋の一日

公園の風景


 今日は秋の好天に日曜日が重なって、お気に入りの「21世紀の森と広場」は大賑わい。
 21世紀の森と広場は、「自然尊重型都市公園」を理念としてつくられ、平成5年4月29日にオープンした。そのコンセプトは「千駄堀の自然を守り育てる」ということだそうで、公園の中心は大きな千駄堀という池である。
 一口に池と言っても東京ドーム一個がスポッと収まる広さがあり、周囲3つの谷津が集まって出来ている人工の池で、毎日約1,000トンの湧水が出ているそうだ。<霧の噴水>というのがあって、毎日午前10時から午後4時までは1時間に1回水面を霧が覆うということなんだが、あまり見たことがない。先日はやけに黒い鴨だなと思ってよく見たらカワウだった。いろんな鳥が飛来する。


 秋の空がきれいで歩いていても気持ち良かったが、禁止されているテントの設営も数多くあった。最近はアウトドア志向が強くなって、軽便なテントがずいぶん売られているせいかもしれない。千駄堀池に向かって大きな花壇があるが、その脇のベンチで寛ぐ人たちを見ているとほんとに穏やかな秋の日を感じる。