食の安全は守れるか

秋の日差しに


 秋らしい天候が続いている。でも朝は長袖にベスト、昼は半そで、夕方は長袖にして暗くなるとまたベストを羽織る、忙しいシーズンでもある。車も早朝は暖房だが日が高い時間は冷房になるようだ。

 世間では「食欲の秋」とか言っているが、こちとらダイエットに勤しむものは、そんなの関係ねぇ…という感じ。
 それはそれとしてもですよ、少し口に入るものが安心できない状況になり過ぎてませんかって。この国はもっと衛生的な先進国で、食べ物にはよその国以上の信頼があったような気が-----最近は食品の疑惑、偽装のニュースが満載だ。


 その1、、秋田県大館市の食肉加工製造会社「比内鶏」(藤原誠一社長)が地元の比内地鶏と偽って別の肉の薫製や卵を出荷していたと発表した。同社は既に製造を中止し、商品の回収を始めた。「10年以上前から比内地鶏を使っていなかった」と偽装をあっさり認めちゃったという話だ。
 その2、、愛知県特産の地鶏の「名古屋コーチン」と表示され、販売されている生肉や加工品の約2割にコーチン以外の鶏肉が含まれていることがばれた。本物の名古屋コーチンは明治初期に名古屋の地鶏と中国産のニワトリを交配させてつくったと言われ、代表的な地鶏の一つで歯応えの良さは抜群であり結構お高い。
 その3、、大阪市の食品販売業者らが中国産そうめんを奈良名産の「三輪そうめん」と偽って出荷していた関係者ら3人の逮捕状を取った。調べでは、容疑者らは5月から8月にかけ、神戸市の輸入業者から中国産そうめんを大量に仕入れた。その後、大阪府内の倉庫で「三輪そうめん」などと印字した偽ラベルを張って加工した疑い。この容疑者は、8月にも食品メーカー「エバラ食品工業」の調味料の賞味期限を改ざんしてスーパーに卸していた。
 その4、、伊勢の名物「赤福餅(もち)」が、製造年月日を改竄(かいざん)していた。出荷・配送段階で余ったものを冷凍。後日解凍し包装紙を取り換え、解凍日を製造日として消費期限を再設定し出荷していた。売れ残ったもののラップをはがし、再度機械にかけてラップをすれば、自動的にラップをかけ直した日を製造日として消費期限を印刷してくれる。幾日も前に作ったものを、今日作ったかのように偽装するのである。とっても簡単な方法だね。
 その5、、------------------ キリがないので止めときましょう。


 それにしても、こんなニュースが出るまでは、銘柄だけ見て「ウン、これはうまい、やっぱり違うね」なんていかにもわかったような調子で、長い間食べさせられていた人がいたんだろうね。なんでも鵜呑みにしてはいけないという教訓かな。
 
 
 そうだ、こんな何を食べさせられているかわかんないんだから、少し食べることを控えようか、、、、、なぁんてね、そんな簡単にいかないのがダイエットなんです--、はぁ〜あ、、