ふなばしアンデルセン公園

アンデルセン公園の風車


 今日は雨で、予約していたわけではなかったが行くつもりだったゴルフは流れた。それでは<雨に咲く花>を見に行こうとアンデルセン公園に出かけた。この公園は船橋市にあり、現在「第24回全国都市緑化ふなばしフェア」が開催中であった。公園のネーミングからして子供の遊び場くらいに考えていたが、インターネットで調べたら興味を魅かれいつか行ってみようと密かに思っていたことが実現した。行って見て子供だけの公園でないことがわかった。大人でも一日十分楽しめ、花を眺めながら10km位は軽く歩ける。雨上りの美しい花壇は最高だった。しかし、フェアに出展している企業ブースはちょっといただけなかった。貧相すぎる。
 園内は手入れが行き届いていてとても美しい、やや人工的な匂いがすること以外は…。イベント広場の中央には噴水があり、デンマーク産出の石を敷きつめたつくりになっているほか、デンマークの風車職人がデンマークの材料で手がけた高さ16メートル余りの粉ひき風車、世界的に知られた童話作家アンデルセンの人物像(これは現地の像を型取りして複製化した世界に一つしかないもの)、デンマーク・オーデンセの街や自然の紹介など、よくよく見るとこだわりと実に興味深い魅力が発見できる。今回は乗れなかったが、花に囲まれた池でボートを漕ぎたかった。
 私は好奇心が強いため園内でトータル5人(5回)くらいの、緑色のジャンバーを着てネクタイを締めた職員さんにいろいろ尋ねた。皆さん50歳を過ぎたろうかというベテランを感じさせる立派な方たちだった。その方々はすべて明らかに案内担当ではなかったのに、私という初来場者に対する話し方、熱心さ、丁寧さ、商売抜きの温かさにはびっくりした。忙しそうだったけれど、私の愚問に真摯に面倒なそぶりも見せず、ひとつひとつお答えしていただいた方々に心からお礼を申し上げたい気持ちだ。忙しそうなところ勝手に呼び止めて申し訳なかった。
 花壇の花々はたくさんのウオール・ペーパーの材料になりそうでうれしい。今日のブログですべてが紹介できないことが残念である。