暑い日のもろもろ、ちっとも涼しくない話

水遊び


 今日も今日とて炎天下でダイエットのためのウオーキング、暑さに負けず我ながら良く頑張っているがさすがに暑さが厳しい。一時間ほど歩いて飲み物を持って来なかったことに気づく。我慢できそうだったのでリュックからブルーシートをゴソゴソ取り出して芝に敷き20分位昼寝。蝉時雨が空から降ってくる。
 いよいよ喉が乾いたので自販機に立ち寄りスポーツドリンクを一気飲みして帰宅。池を眺めていたら鴨が上手に魚を食べているのを目撃。暑さなんかどこ吹く風の鴨たちに負けず頑張ろう。
 家に帰ってニュースを見たら、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で74年ぶりに日中の最高気温40.9度を記録したんだそうだ。温暖化の影響があるのかな、どうもすごいことになっている。熱中症で亡くなった方も大勢いるようだ、自分も若いつもりでいるのは頭の中だけで本当は着実に衰えているはず、気をつけねばならない。
 巨人が5連敗した。原監督という人は普段冷静沈着を装っているが、連敗が続くどうも馬脚が出るタイプらしい。前回の6連敗のときもやっと回ってきたチャンスに、得点圏打率セ・リーグトップクラスの二岡に代打小関を送って驚かせた。殿、ご乱心を!と思ったが案の定小関は三振。今日も見ていると実に不可解な投手交代をしている。結構あわてる人なんだ、それとも昨日の隠し球を山崎に食らって采配がトチ狂ったのかな。
 それはともかく俺等のようにガキの頃からプロ野球に親しんできた人間は最近ヒジューに違和感がある。昔はラジオで巨人戦は聞いていた。つい最近までテレビで100%近く見ることができた。ところが最近は地上波でもBSでもCSでも中継が見られない日がある。他の番組を見ながらポケットラジオで巨人戦を聞くというありさま。グルッと回ってにゃんこの目、昔に戻っちゃったな。そんな折、巨人からパイレーツに移籍していた桑田投手が現役引退しそうだというニュースがある。やるだけやった達成感があると言っていた、爽やかで散り際もきれいだ。これだけがせめてもの涼やかな話。
 "白い恋人"は黒い恋人だったらしい。それにしても北海道から雪印乳業、ミートポークと相次いで似たような話題が出るって何なんだろうか。石屋製菓のホームページを見ると菓子業界、札幌観光業界、サッカープロチームなどで確固たる地位を築いた名士で富を築いた石水勲社長が、北海道新聞に今年5月中20回の連載を書いていた。題して「私の歴史--お菓子づくりは夢づくり」だとさ。どんな夢だったんだろう。
 株はボコボコ状態になっている。日本などサブプライムでの直接的影響がそれほどあるとは思えないのに。結局、経済だけの話ではないがアメリカに寄り添って世界があるっていう感じがますます強くなってきた。寄らば大樹の陰ってね、パトロンが悪いのか芸者が悪いのか、はたまたにっちもさっちもいかない腐れ縁なのか、、いずれにしても困ったことだ。 
 夜、NHKで京の夏の夜を彩る風物詩「大文字五山送り火」の生中継を見た。いよいよ今年のお盆も終わった。夜空に次々と浮かび上がる赤い火文字を見ていたらますます暑くなってきた。