スイカと言えば…

夏はスイカ


 昨日は「でんすけすいか」のことを書いた。今日、お昼にそのすいかをいただいた。なんとも言えない甘さが口いっぱいに広がって本当の<夏、丸かじり>という感じだった。
 スイカに塩を少しだけふりかけると甘さが増しておいしい。ところがこのことをすべての人が知っているわけではない。なかには食べ物に塩を振ることをアタマから蔑視する人もいる。私自身あまり塩っ辛いものはダメだが、スイカだけは別である。
 あるとき、ゴルフ場で風呂に入ってから数人でスイカをいただいたことがあった。無論夏の暑い日でスイカが出るなんて知らされていなかったため、目の前の山のようなご馳走には全員から嬌声が出た。あのときはコースの支配人が特別に取り計らってくれたものだった。
 私がレストランの方に「すみません、塩ください」といったら、ある女性から「えっ!!塩をかけるの???」と明らかに軽蔑の言葉をかけられた。その時は彼女の旦那が「甘みが増すんだよ」とフォローしてくれたが、なるほど、そういう見方もあるのかなと学習した。私はそんなことを気にする暇もなく、果汁をバラバラ垂らしながら無中で食べていたことを思い出す。それにしてもその夫婦、自宅でスイカを食べるとき塩の話題は出ないんだ。ふ〜ん。まぁ、家庭ごとに味覚は大差があるからな。

 「でんすけすいか」は北海道の当麻産、同じ北海道でも富良野では「へそスイカ」を出荷していると聞いた。台地の中の富良野は北海道の中心にあり別名「へその町」と呼ばれるらしい、聞いたことはなかったが。その富良野で作られているから「へそすいか」、ウムそのまんまか。
 写真を見たら見た目は真っ黒ででんすけに似ている。やはり皮がしっかりして種が少ないのが特徴ということだ。
 いただいた「でんすけ」は程よい甘みでシャリシャリした食感があり格別だった。やはりすこし塩を振ったほうがうまい、ごちそうさ〜ん!

 昨日は全英オープンのタイガーをスタートからホールアウトまでじっくり見させてもらった。51年ぶりの三連覇という荷物を背負っている割には安定感を感じたな、逆にエルスはショットが右にばかりぶれていて彼本来の50%くらいか。イギリスのコースはラックがあるように思うが、それもほんとうは実力なのかな、谷口も前半は良かったがやはり上がり4ホールが勝負所、佐藤は一瞬でもトップに立ったのは良き思い出になるだろう。まだ一日目だが役者がそろった感じで、今年のジ・オープン面白くなる予感がある。
 それにしても、あれだけ芝が青々して好天の映像を見ていると、とても全英だなんて信じられない。