WEBは進化する


 今年の7月にブログを書き始めたわけですが、当初ブログなんて暇つぶし程度のものと決めてかかりました。実際、個々のブログが社会的に大きな影響を与える例はなくはないものの少ないようです。このブログも右のプロフィールにあるように、ボケのリハビリ程度のものですから、毒にも薬にもならず社会的にどうのといってもかすりもしません。


 でも、書いてる方は面白いのか暇なのか時には苦しいのか、、、とにかく何となく書いているわけです。しかし、人間という生き物はやっていくうちに工夫や新たな発見をして造詣が深まるというのが自然なんですね。
 特に、出先から携帯で(短いですが)文章と写真を送ることができるというのは楽しいことですね。シャツのポケットに入る程度の<機械>ひとつあればいいんですからね。今日もたまたま見かけた美しい大柄な花の写真を送りましたが、それこそよい例です。速報といえばこれほど早いというのもないでしょう。ちょっとばかりオーバーかもしれませんが、もうユビキタスの世界に一歩足を踏み込んでいることを実感しましたね。
 あり得ない話ですが、すべての方がブログを持っていて、出先で見かけたことや特ダネを記事にして、普及率の高い携帯電話から映像や動画付きですぐにアップするとしたらすごいですね。それらをまとめるポータルサイトさえあれば国内、いや海外まで瞬時に様子が手に取るように分かります。緊急災害時には特別な力を発揮するかもしれません。緊急な時ばかりではなく、多くの方が注目しているイベントや、それこそ食の安全にかかわること、たとえば偽装表示などなど、カテゴリー別にYAHOOなどがまとめてくれたら・・・いや、興味津々です。


 今、日本に次世代のウェブについての概念「Web 2.0」の提唱者であるティム・オライリー氏が10年ぶりに来日しています。昨日でしたか、都内で報道各社との共同インタビューに応じていますが、実に好奇心をそそる話を連発しています。ここでは長くなるので書きませんが、既存のジャーナリズムの枠組みには否定的な見解を示しています。
 具体的には、購読料で収入の多くをまかなう収益モデルの見通しの厳しさを指摘、「新聞(Newspaper)はなくなるだろう」と断言しました。今後どうなるかは全く分かりませんが、私はすでに既存のマスメディアがイエロー・ジャーナリズムになっていること自体が終息期に入ったとみています。
 割と大きいテーマに触れましたが、とにかくインターネットの世界はこれからますます進化していくことだけは間違いないようです。