ハマりまくり…

hana


 いま、ハマりにハマっているものがある。ビデオの編集である。このところ昼か夜か分からない生活が続く。どのみち極度の生活習慣病なので、寝たい時に寝て起きたい時に起きてデスクに向かう、あぁ、何と粗野な生活なんだろう。でも看板に偽りなしである。

 企画は簡単、今度は初孫を撮ってまとめようとか、今までに撮りためて放置してある膨大なビデオと写真を、どうまとめるかだけのことだ。本当は脚本を書いてやってみたら面白いだろうな、いつか挑戦してみたいな。
 一本は30分か1時間ものに仕上げていくと決めているので、構成は決めやすい。不足の絵があればどこかに撮りに行く、基本的にどこでも行く。凝り始めると苦労はいとわないものだ。材料が集まるとキャプチャー、編集、エフェクトと順に進めてからオーバーレイをかけてタイトル(文字打ち)を入れてからナレーションを考える。ここまで来ると7割がた完成に近づく。オーディオを選択して加工して最終段階の校正を何度も確認する。実際問題、気に入らないところをいじりまくっているとキリがないので絶対完成はしない、だからどこかで手打ちにする。「よし!」と言ったら諦める、そしてDVDに焼く。レンダリングがあるから相当時間がかかる。
 いや、わかりやすく言うとテレビのドキュメンタリー番組1本作るつもりで取り組む。初期段階から考えると気が遠くなるほどの時間がかかる。突貫工事でも2週間はかかるだろう。
 もともと始めたのは5年位前ペナンにいた頃で、当時は松下電工のモーションDVとかいうソフトだった。日本人会のコーラスをまとめてずいぶん喜ばれた。あの頃はPCの容量が小さくてずいぶん苦労した思い出がある。それ以降、面白さがわかり今までに数本完成させた。楽しいことこの上ない。最後にDVDに焼く時間は至福の時となる。
 イントロで自分が架空の映画会社を持っているかのように社名を付けロゴを決めて動画を作ったりしている。たった1分位の映像に2日くらいかかったこともあった。BGMを入れれば何とも自己満足させてくれるものができるではないか、ずいぶん楽になったのは1GBのメモリーや内蔵のCドライブが300GBのVISTAという機械が出たせいかもしれない。ソフトもADOBEのプレミアム・エレメンツというのも使ったが、今使っているCORELが使いやすい。
 いやいや、これは果てしなく続く趣味で一生かかりそうな気がする。