夏休みの風景 part2

雰囲気の良い母と娘三人


 今日は午前中の早いうちに1時間だけ歩いた。なにせ体重が上がってきたのでダイエットしなければならない。世間では「夏痩せ」なんてこと言ってるけれど俺等にはまったく関係ない言葉だね、悩みは本当に深刻になってきた。まぁ、今さら始ったことじゃないんだけれど…。最近<メタボリック・シンドローム>なんて言葉を世間にかっ散らかした輩がいる、受け入れがたい言葉で全く迷惑な話だ。

 今日は36度以上あったので部屋に閉じこもり、ひねもすパソコン相手にオリジナルCD作りに励んだ。<自分が歌える歌・ベスト100>というタイトルだ。自分の歌は音痴ではないが限りなくそれに近い。だから人様に聞かせるものではない。でも歌うことは好きなので家でカラオケを歌う。そこで以前から作りたいと考えていたCD5枚組の<歌詞があればなんとか歌えるベスト100曲>というやつを作成したわけだ。
 思ったより手こずったのは手持ちのCDから100曲に絞ること、それらの歌詞カードを都度コピーしておくこと、CDのダイレクトプリントするのにいちいち曲名の文字を打つことなどが想定外の時間をかけさせられた。結局、100では収まらず125曲になった。ばらばらにコピーした歌詞は揃えて製本した。これを使って歌を歌うより、VISTAで作っているプロセスの方が面白いのかもしれない。

 パソコンは二台あるが、5月のゴールデンウイークにXPからVISTAに入れ替えた一台がやっと安定してきた。導入当初はあまりにも未完成品だったので驚きの連続だった。ソフトもそうだが特にデバイスとの相性は悪く、VISTA対応と明記されていてもPC本体のメーカーによっては合わないものも多かったらしい。OSもソフトもデバイスもほとんどが「対応」とあってもそれら同士の相性が動作確認されているものではなく、それぞれでアップデートが必要といういわばすべてが発展途上という感じ、ついには買って3週間でリカバリーをする始末だった。
 結局、PCという機械は未完成でも早く世に出す。設計過程で考えられた以上の使われ方を市場に放流すればそれこそ想定外のクレームが山のように入ってくる。ソフトやデバイス同士の相性も試してみなければわからない、いちいちそれらの症状に対応していくと徐々に「製品化」されていくという計算だろう。しかし、これって車に例えると新型車を出して事故が起こってから対応していくスタイルと同じなんじゃないか。考えてみれば随分無責任な話だ。
 最近のニュースでは早くもマイクロソフトからVISTA用のSP1が出るとのこと。何とも白けちゃうな。

 昨日、散歩の途中で出会った双子の姉妹と若いお母さんの三人が手をつないで歩く姿がなんとも微笑ましくて記憶から消えない。お母さんに可愛いお穣さんたちのお年を聞くと5歳ですと笑顔が返ってきた。結構昼間の暑い時間だったが、あの母娘を見ているととても涼やかで、そこだけ厳しい夏の陽光が射さないゾーンじゃないのかと思うほどだった。
 三人は楽しそうに池で仲良く泳ぐ番いのカルガモを見ていた。